
ラブラドライト(曹灰長石)
和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)/ 英名:Labradorite
灰色がかった落ち着いた石なのに、角度を変えると青や緑、金色の光がひらりと走る――ラブラドライトは、その不思議な輝きで人を惹きつける石です。18世紀にカナダのラブラドール地方で見つかったことが、名前の由来とされています。
基本データ
| 和名 | 曹灰長石(そうかいちょうせき) |
|---|---|
| 鉱物 | 長石(斜長石)のなかま |
| 色 | 灰色〜黒みがかった地に、青・緑・金・オレンジなどの光 |
| 硬度 | モース硬度 約6〜6.5 |
| 主な産地 | カナダ、マダガスカル、フィンランド など |
| 誕生石 | ―(一般的な誕生石の表にはありません) |
意味・言い伝え
ラブラドライトは「月と太陽を象徴する石」と語られ、古くから「宇宙からのメッセージを宿した神秘的な石」とも信じられてきました。直感やひらめき、想像する力をかき立てる石として親しまれています。
北の地には、夜空のオーロラが岩の中に閉じ込められたのがこの石だ、という言い伝えもあります。見るたびに違う光を見せる姿が、そんな物語を生んだのかもしれません。
色・見た目の魅力 ― ラブラドレッセンス
この石の光は「ラブラドレッセンス」と呼ばれます。石の中に重なったごく薄い層が光を干渉させることで、特定の角度からだけ鮮やかな色が浮かび上がる現象です。光の色は青がもっとも多く、緑・金・オレンジ、まれに紫が混じるものもあります。
同じ石でも、正面から見ると落ち着いたグレー、少し傾けると一面が青く光る――この「静」と「動」の差が、ラブラドライトのいちばんの魅力です。光の現象については天然石の光の現象でも紹介しています。
相性の良い組み合わせ
同じ長石のなかまのムーンストーンとは、やわらかな光どうしでよくなじみます。透明感を添えるなら水晶(クォーツ)、青い光を引き立てるなら深い青のラピスラズリと合わせるのもすてきです。
お手入れ・浄化の注意
・衝撃に注意:割れやすい方向(へき開)があり、強くぶつけると欠けたり割れたりすることがあります。落とさないよう、ほかの石とは分けて保管を。
・水は短時間なら:さっと流して、すぐにやわらかい布で拭けば大丈夫です。長時間の浸けおきは避けると安心です。
・汗・皮脂はこまめに拭く:光る面がくもると輝きが弱く見えます。使ったあとはメガネ拭きのようなやわらかい布で軽く拭きましょう。
・水は短時間なら:さっと流して、すぐにやわらかい布で拭けば大丈夫です。長時間の浸けおきは避けると安心です。
・汗・皮脂はこまめに拭く:光る面がくもると輝きが弱く見えます。使ったあとはメガネ拭きのようなやわらかい布で軽く拭きましょう。
pianta の作品で使うとき
pianta でいちばん多く編んできた石のひとつです。光る面がきちんと正面に来るよう、編みはじめる前に石の向きをじっくり決めます。糸は紺や焦げ茶など深い色を合わせると、青い光がいっそう際立ちます。
pianta の作品から






※ 石の意味・言い伝えは、古くからの文化に基づく「楽しみ方」の紹介であり、特定の効果・効能を保証するものではありません。天然石のため、色・模様・形・光の出かたはひとつずつ異なります。