
マクラメ編みとは
マクラメは、針や機械を使わず、糸を「結ぶ」ことだけで模様や形をつくる手仕事です。結び目の連なりが生み出す、あたたかく素朴な風合いが魅力。世界の各地に伝わり、暮らしの道具から装身具まで、さまざまな形で親しまれてきました。
「結ぶ」から生まれる模様
マクラメの語源には諸説ありますが、「結ぶ」ことにまつわる言葉に由来するといわれます。基本となるのは、ごく少ない種類の結び方。それらを組み合わせ、順序や向きを変えることで、幾何学的な模様や、やわらかな曲線が生まれます。同じ結び方でも、糸の太さや色で表情ががらりと変わるのも面白さのひとつです。
pianta のマクラメ ― 石を包む
piantaでは、天然石を糸でやさしく包むように編む「包み編み」を中心にしています。留め具に頼らず、糸だけで石を抱くように仕立てるので、石の色や光をそのまま活かせるのが魅力です。生成りやくすみ色の糸を選び、身につけたときに肌になじむ、自然で心地良い風合いを大切にしています。
石はひとつずつ形も色も違うため、同じ模様で編んでも、仕上がりはいつも一点もの。その「同じものがない」ところも、天然石とマクラメを合わせる楽しさだと感じています。

使う糸・道具
- 糸:ワックスコードやマクラメ用の細めのコードなど。色や太さで印象が大きく変わります。
- 石:カボション(丸くなめらかに磨いた石)や、穴のあいたビーズなど。
- 道具:はさみ、まち針、作業用のボードやクリップなど、身近なものではじめられます。

暮らしの中のマクラメ ― プラントハンガー
マクラメはアクセサリーだけでなく、暮らしの道具にもなります。麻ひもやロープを編んで植物の鉢を入れ、天井や壁、窓辺から吊るすプラントハンガーもそのひとつ。小さな場所でも、緑のある空間がつくれます。
吊るしたグリーンは部屋のアクセントになり、窓辺に下げれば、やわらかな光と葉の影も楽しめます。もともと南米などで親しまれてきた編み方で、海外のインテリアでもよく見かけるようになりました。


はじめての方は、まず基本の結び方から。平結びと巻き結びの2つを覚えるだけでも、ぐっと作れる幅が広がります。
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